インプラントジャーナル IMPLANT JOURNAL 33号

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特集

ラテラルアプローチによるサイナスリフトの検証と実践 ‐ Lateral approach sinus lift - [ 小林 文夫 ]
上顎洞底挙上術はCrestal approach sinus lift(歯槽頂貫通型上顎洞底挙上術)とLateral approach sinus lift(上顎骨側壁開窓型上顎洞底挙上術)に分類することができる。臨床医にとっては手術侵襲が小さく簡便であることから、歯槽頂からの洞底挙上術であるソケットリフトを好んで選択する傾向があるが、歯槽頂からのソケットリフトは盲目的な手技であり、挙上の結果は不確実で、また十分な挙上量が得られないことがある。それに比べるとLateral approachのSinus liftは手術侵襲が大きくなるものの、手術野が目視でき、確実な挙上量を得られ、咬合力に十分耐えられるフィクスチャーを埋入することができる。この Lateral approach sinus lift法は臨床医にとって是非とも習得しておきたい上顎洞底挙上法のテクニックであるといえる。今回は、筆者の臨床経験に基づいた、安全で、確実な本手術の手法を紹介する。(本文抜粋)

内容

  • 機能的咬合系を考慮したインプラント審美修復治療 [ 松嶋 典彦 ]
  • All-on-4 Hybridについて [ 下尾 嘉昭 瀧野 裕行 ]
  • ピンポイント植立のための新たな試み ‐ 定位インプラント植立法について ‐ [ 金 漢俊 + 城中 憲治 + 岡田 寿一 ]
  • 病変部位に対する抜歯即時埋入インプラントの臨床 ‐Advance編‐ [ 鳥羽 修平 ]
  • 3iインプラントの潮流と考察 [ 村上 卓 ]
  • Mac OSX用DICOMデータ解析ソフト「OsiriX」の実力 -その3「詳細な3D設定方法」- [ 高村 宗俊 ]