インプラントジャーナル IMPLANT JOURNAL 31号

価格
 
体裁
国際A4判

特集

多数歯抜歯即時埋入インプラントの臨床 [ 林 揚春 + 桜井 保幸 ]
保存不可能な残存歯が多数存在する中でのインプラント処置を行う場合、残存歯を抜歯後、仮義歯を作製し、4~6ヶ月待って抜歯窩が骨化してからのインプラント埋入が一般的な方法である。 患者の希望として、審美性や機能性の早期改善が主訴であることを考えれば、治療期間の長期化とともに、患者に対して可撤性義歯による不自由な状態を長く 強いることは、患者と術者の信頼関係が時として崩れる可能性を残す。このような状況の中で、患者への信頼関係を保ちながら負担を軽減するために、抜歯同 時の即時埋入、即時荷重を行った症例を提示し、多数歯抜歯即時埋入を行う上での治療計画と順序および技工サイドとのコミュニケーションに重点をおいて解 説する。

内容

  • 上顎洞底挙上術の臨床 その1-ソケットリフトの検証と適応症の拡大 [ 小林 文夫 ]
  • 歯列の長期安定を目標としたインプラント治療 [ 北島 一 ]
  • 大臼歯抜歯窩へのアーリープレースメント [ 水口 稔之 ]
  • フラップレス手術の将来展望- IGIとサージカルガイドの併用による正確な埋入操作- [ 高橋 伸児 ]
  • インプラント表面性状の選択 HAコーティングの信頼性を文献から再評価する [ 田中 收 + 内田 達郎 ]
  • Mac OSX用DICOMデータ解析ソフト「OsiriX」の実力 -その1「2DMPR」- [ 高村 宗俊 ]